本を読む子は伸びる。読書は貯金。 国語教師だった母のゴールデンワード。
今までに出会った子供達や、英語教室の生徒さんの成長を近くで見守ると、読書習慣の大切さを実感します。
読書好きだったN君 高校生なって初めて、友人に連れられて塾にやって来ました。 今まで、どんな塾にも行ったことが無くて、10分おきに時計を見ては、「はぁ~。」とため息。 彼は、「文法は分からん。本を読むのが好きだから、英語の文章を読みたい。それならできる。」
彼は、辞書を片手に長文に取り組み、上手に日本語訳をしていた。
読書量が多いと、文章能力、作文力も付いてくる。
(日本財団「18歳意識調査」30回テーマ:読む・書くについて) から引用
左:Q.読書は好きですか。※雑誌などを除く「本」全般を対象にお考えください。紙・電子すべて含めてお考えください。(n=1000)
右:Q.月に本を何冊程度、読みますか。(n=1000)
調査では本を読む冊数が多いほど文章を書くことが好きな割合が高かった。多くの本に触れることで多様な表現に接し、自身が伝えたい想いや感情を表す方法をいくつもストックしているからかもしれない。以下略
かえつ有明中-高等学校福教頭 佐野和之氏
今回の調査では、読書が好きな人ほど文章を書くことが好きな割合が高いことが指摘され、「読むこと(インプット)」と「書くこと(アウトプット)」の関係に着目した点が興味深い。以下略
OECD教育・スキル局 シニア政策アナリスト 田熊美保氏 アナリスト 鈴木文孝氏
夢、希望、やりたいことは大きく。そして持ち続ける。10年後にはその中に自分がいる。
読書好きのN君は、高校二年生の頃は、ため息も減り、将来の夢を語ってくれました。 「京都大学の農学部に行き、樹木医になりたい。」
それを聞き彼の友達と私は、「がくっ!」と机に倒れました。
あまりにも実現しそうにない夢だったからです。
しかし、彼は、夢に向かって頑張り、高校卒業後、京都の公立大学の農学部に進学、その後、夢だった京都大学の大学院へと進んだのです。今は、森林生態学の研究者で、英語の論文も書いています。高校時代には、ありえない、と思われた世界にいます。
「読書は人生の貯金」、「夢は大きく持つ」を実感します。
**********
コメントを残す